縄をないたい-5-!

こんにちは!
寒くなってきましたね~

最近は学園祭が近くなって色々準備があったり、学校の授業の課題に追われたり(僕の本業・・・)とちょっと忙しいですが、夜な夜な作業場にこもって縄ない機を磨いています。

 

今回は、
フレームは既に塗装まで完成しているので、全バラしてある細かい部品をどんどん組み付けていきやす

 

といっても、そのまま組み付けるだけではなく、しっかり汚れを落としてから

フレームは塗装しましたが、製縄のメカ部分は塗装しません。
40年も50年も前の古い機械は、何でもかんでもピカピカに塗装し直せばいいってものではないと思います。

この機械に残っている塗装は半世紀もの間、労働にも風雨にも耐えて現在まで残った塗装です。そう簡単に剥がす気にはなれませんね。
できるだけ当時の塗装を残しつつも、サビが進行して腐っていくことがないようにしなければなりません。

そんなわけで、僕が使うのは「真鍮ブラシ!」

普通、塗装前のサビ落としは硬いワイヤーブラシをグラインダーにつけて「ビャー」とやりますが、元の塗装を生かしたい場合は真鍮ブラシを使っています。

真鍮ブラシで磨けば、浮サビは落ちても元の塗装は落ちません。

あとはひたすら油を染み込ませたボロ布で磨きこんで「キレイになーれ」
と念じるだけです

 

油をすりこめばサビないし、なんといっても、その「ギラギラネットリ感」がたまりません!

今回再生している縄ない機も、生かせる塗装はできるだけ生かして、あとはひたすら真鍮ブラシで磨きこみ、油を塗ってギラギラに仕上げることにしています。

真鍮ブラシで汚れを落としたら油を塗りこむ!

緑の塗装がテカってます!

 

 

こんなサビたねじは・・・・

ワイヤーでシャーっと削って・・・・

こんなキレイに!!

 

こんなサビサビのネジも早々に新品に交換したりはしません!

ワイヤーバフで一つ一つ丁寧に磨くと・・・・・

こんなにキレイになっちゃった!

でもこのままだとすぐにサビるので、油を塗ったくっておきます。

縄のガイド棒はサビを落したらピカールで磨きこんでおきました。

「the 地味な作業」・・・・・・・
でも、この作業が仕上がりを決めますね!

おっと、黙々と作業してたら我が家のウコッケイが遊びにきました~
我が家ではウコッケイを2羽飼っています^^
僕が庭で作業している時は放し飼い
時々作業場にも入ってきて、機械のネジをくわえたり落したりくわえたり落したりしています(笑)

 

で、またまたこんなサビサビのスプリング・・・・・

これまた根気よくワイヤーをかけて磨きます・・・・

足踏みペダルは木製!

虫食いでちょっと腐っていたので、最初は作り直す予定だったのですが、当時の塗装がしっかり残っていたので、「磨き」で仕上げることにしました。
スポンジヤスリで汚れを落したらしっかりと油を染みこませてテカらせておきます。

組み立て前に軸受けベアリングもグリスアップ!

磨いた部品、グリスアップした部品はどんどん組み付け!

 

組み付けも進んで、いよいよ完成も近くなってきました~

さて、果たして立派な縄がなえるでしょうか?

楽しみです。

 

-続く-

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