発動機合宿2日目
今日はBillの家でBillのコレクションによるミニミニ運転会!
朝から、1930年代の変なテーラーや自作の車、古いコイルなど衝撃的な機械を目の当たりにした我ら日本代表は既にお手上げ状態
コレクションの披露は午後も続きます・・・・・・・・
「どれ、じゃあ小っちゃい発動機でもかけてみっか」とBill
JHONDEERE発動機キター!!!
オシャレな台の上に乗っかって、コロコロ引かれて出てきた!!
ガソリンを入れて
Danが必死に回す・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
バスンともポコンとも反応しない・・・・・・・・・・・・・・・
本当にかかるの?
おかしいな~、BillとDan
かからない発動機を前に、おっちゃん達があーでもないこーでもないと調整する風景は全世界共通でしょう
Bill「火が弱いなあ」
と、持ってきたのは、先ほど見たコイルの筒
補助コイルをプラグ?に配線、6Vバッテリーにつないで電気を流す
これでマグネットの火が大きくなるらしい
かかった!!!!!
すごい勢いですね~
バン、シュシュシュシュシュシュ、バン、シュシュシュシュシュシュシュシュシュ、バン
ヒット&ミス!
おっと、水を入れなければ!!
一家でJHONDEEREを眺めています
それにしても、動輪がぶっ飛びそうなほど高速で回っていますが・・・・・・・
コレはどうやったら回転が落ちるんでしょうか?
テーラー、発動機ときたら次はトラクターだね!
と、トラクターも動かしてくれることになりました
さてさて、どのトラクターかな??
またまたJHONDEEREキター!!!!
1936年式、水冷2気筒、灯油エンジンです
日本でいうと「博物館級」のトラクターでしょう
さて、エンジンをかけてもらいます
クランク棒ですか?セルがついてたりするんですか?
Bill「力持ちじゃないとかからないよ!」
やはり、フライホイールを手で回します・・・・・・・・
インパルスがついているので、カッチンカッチンでかかります
簡単そうに書きますが・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「おい、日本人、やってみろ」と僕も始動にチャレンジしたのですが・・・・・力がないので、圧縮が乗り越えられない・・・・
腕力勝負の始動です
エンジンがかかったので、外に出します
このガレージを見よ!!
横に並ぶトラクターはほとんど「戦前」のもの
博物館ではありませんよ
あくまで、Billが個人的に集めて自分でレストアしたものです
トラクターガレージから出てきた
まずは操作方法の説明
「右のレバーを引けば右に曲がる、左のレバーを引けば左に曲がる」
いたって簡単!
貴重なトラクターですが、もちろん運転させてもらう!
エンジンとミッションは一体
エンジンとミッションの真ん中にフライホイールが付いてて、シリンダーは横向き
この、広大な「お庭」を、何も気にすることなくグルグル乗り回す!!!
乗りまくってガス欠・・・・・・・・・・・・・
でも、入れればいい!!!!!!
Willがガソリンを注いでいるタンクには本来灯油を入れます
今日はガソリンでけでの運転です
「面白いもん見せてやる」とBill
何やらトラクターを動かして・・・・・・・・・・
作業機大会を始めるようです!!
Billは作業機が大好き! 何でも発動機で回したがります
本日の作業機は・・・・・・・・・・
丸ノコです!! JHONDEEREで製材をしてくれるみたい!
Danがベルトをかける
このベルトもまた骨董品!! クタクタになったベルトですが、ワックスがよく染みていてまだまだ使える
しょっちゅう作業機を動かしているためか? DanとBillのコンビが馴れた手つきでベルトを張ります
恐ろしい作業機・・・・・・・・・
刃は研いであるようには見えませんが、こんな古いので本当に木が切れるのか??
孫、娘、おばあちゃん・・・・・・家族で見学しています
Billの家族は、爺ちゃんの趣味をよく理解しています
日本であれば、父ちゃんが突然、何の目的もなく庭で発動機にベルトかけて製材しだせば、「バカじゃないの?やめてくれない?」となりがちですが・・・・・・・・
Billの家族は「さぁ!製材が始まるよ!集まれ~」といった感じで、みんなで楽しんでいます
Danがクラッチを入れました
丸ノコが回転し始めます
おぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!
切れてる切れてる
発動機を使って製材している光景は初めて見ました
ちなみに、この丸ノコは家の屋根を葺く木を製材するためのものです
50cmくらいに切った丸太を薄くスライスしていって、その木で屋根を葺きます
ミニミニ運転会にしては、出てくる機械がスゴイですね
僕が、気になってしょうがない事を一つ・・・・・・・・・・・・・
ガソリンだだ漏れ・・・・・・・・
燃料コックから ガソリンがポタポタ垂れています
燃料漏れとの戦いは、私たちポンコツ愛好家なら誰しもが経験するところ
パッキンか?軸の磨耗か? どうやったら燃料漏れが止まるか、常に考えているところです
でも、彼らはそんなこと気にしないみたい!!!!!!!
そんな細かいこと気にしてたらやってらんねぇよ~とばかりに
燃料が漏れて減ったら、足せばいい!
ただそれだけです!!
いいですね~
でも、あまりにも漏れすぎると、さすがに気になるみたい(笑)
こちらの発動機は燃料コックからガソリンが漏れすぎて、キャブまで燃料がいかない・・・・・・・
そうなってくると、ようやく修理を始めます
Danの修理風景
コルクシートを「大胆に」切り抜いて、超デカイハサミで「大胆に」カット!
なんとか燃料漏れは収まりました
Danがお帰りです!
おねだりして愛車に乗せてもらいました
家を出た瞬間、一気に100キロまで加速・・・・・・・
自作の車で飛ばしまくります
「スカーフを着けていれば、風にたなびいてカッコイイんだぜ」
楽しかった! Danとはこれでお別れです!
素晴らしい出会いでした!楽しい時間をありがとう! また、来るよ!!!!
次回はDanの家にも・・・・・・・・・
ダイちゃんはというと・・・・・・・・・
木工作業場で、先ほど製材した木にサンダーをかけてました
マーニーさんがこれに俳句を書くそうです
いいアイディアすぎる
Billはさらに見せたいものがあるらしい
連れてってくれたのは、薄暗い小屋
中には、ワイヤーが張っています
Bill特製、ゴンドラです!!!
庭にワイヤーが張ってあって、ゴンドラが行き来します
これに子供たちを乗せて動かすらしい
マーニーさんいわく「怖がる子供たちを無理に乗せるのよ、私も小さい頃乗せられたわ」
決して、楽しい乗り物ではないようだ・・・・・・・・・
夕食まで、うろついてみる
ガラクタごろごろ
ガレージの奥にエコノミー発見!!!!!!!!!!!!
確か、8馬力だったような
奥においてあるのでもう出せません
日本でもエコノミー回してる人いますよね、見たことあります
あの~僕にコレくれませんかねぇ?この台車ごと!
作業場です
トラクターのエンジンを組んでいます
こちらも作業場
作業場がいくつもあるんです
台の上に土から掘り出してきたような発動機が置いてありました
レストア予定だそうです
トラクター もレストア中
こちらは完成間近
一体トラクターが何台あるのか、把握できず・・・・・・・・・・・
夕食は地元のレストランで!
本場のハンバーガー食らってきました
ダイちゃんも必死に食べていましたよ
1日があっという間に終わってしまいます
今日もBillのコレクションの全貌を把握することができませんでした・・・・・
本日登場した機械はまだ「ほんの一部」にすぎません
また紹介します
発動機合宿3日目、いよいよ明日は発動機運転会!!!!!!!
この日をどれだけ待ったことか!
日本の小さな発動機愛好家、とうとうアメリカの運転会に進出です!
続く
いよいよ運転会ですね。楽しみです。
>ぐんまさん
アメリカの運転会、ご期待ください!
いよいよこの旅のメーンイベントだねヽ(*´∀`)ノ
期待してるよ!!
>神龍さん
これまた一度じゃ載せきれないので、分けていきますよ~
大陸のおおらかな空気感じる( ^∀^)
>タナボタクボタさん
彼らはのんびりと、ゆったりと、気楽に趣味の世界を楽しんでいました
我々もおおらかにやっていきたいですね~
外観はピカピカに仕上げるのに、燃料漏れは気にしない…..国民性かなぁ。
>相模のカルイちゃん
せっかくピカピカに塗装したのに、漏れたガソリンで塗装がはがれて・・・・・ってな感じでした
国民性ですかね~