Minnesota発動機合宿! ~47th Annual Butterfield Threshermen’s Steam and Gas Engine Show~

ミネソタ3日目
本日は、待ちに待った発動機運転会です!!

どーしても行きたかったアメリカの発動機運転会

今後の人生どうなるか分からないので、時間だけはたっぷりある大学生のうちに、親のスネを思い切りかじらせていただいて、アメリカまで運転会を見にやってきました!

 

今回訪れるのは
「47th Annual Butterfield Threshermen’s Steam and Gas Engine Show」
という運転会です。

直訳すると
「第47回 バターフィールド 脱穀者たちの 蒸気・ガスエンジンショー」
と、ちょっとぎこちない日本語になりますが・・・・・・・

まず、この運転会の名前を聞いて驚きます

 

47回目ってなんだ!!!!!!

年一回(annual)の開催ですから、実に47年前に始まった運転会ということになります・・・・・・・・・

 

47年前といえば昭和41年(1966年)になりますよね
昭和41年といえば・・・・・・・・・・・・

日本では、灯油エンジンを搭載したテーラーが全盛期を迎えるころであります
オートエンジンやヤンマーNTといった発動機だって、まだ新車みたいなもんでバリバリ使われている時代
ワンロッドの発動機ですら、まだ現役で使っていた人もいるくらいです

 

日本ではまだまだ発動機が「現役」で仕事していた時代、発動機を趣味で回すなどという風潮はめっきりなかった時代
すでにアメリカでは「発動機運転会」が行われていたのです・・・・

蒸気エンジンみたいな前世の機械がゴロゴロ残っていたこと、そして、仕事道具でも何でもかんでも楽しんじゃうアメリカ人の精神が47年も前に発動機の運転会を始めるキッカケになったのでしょう

 

 

運転会の名前だって「脱穀する男たち」なんて、イカした文句が入っているあたりもアメリカっぽいです!

 

 

 

 

いったいどんな発動機が並んでいるのでしょうか、
行ってみましょう!

マーニーさんの運転でButterfieldへと向かいます

同じミネソタ州の町なので、「甲府市内」を想像していたら、
3時間近くかかるらしい・・・・・・

僕の家から安塚行くようなもんですね

 

 

こんな直線をひたすら120キロで爆走して3時間

マーニーさん、結構飛ばします!!

発進したらアクセルベタ踏みで120キロまで一気に加速、あとはクルーズコントロールをセットしてアクセルペダルから足を話してのドライブです

 

 

 

カフェで朝食

ダイちゃんはJhonDeereのツナギ、僕は日の本トラクターのツナギで、日本人2人、運転会仕様!!!

カフェなんか入れば、それはもう、目立つ目立つ!!
視線を感じすぎてゆっくりコーヒーが飲めません

 

 

 

 

 

ガソリンスタンドで給油
店名が素晴らしい

アメリカのガソリンスタンドには薪が売っているのが特徴です
「燃料」なら何でもそろっているのでしょう

 

Bill爺ちゃんの愛車はフォードF150
V8サウンドに酔えますが、おそらく、燃費はリッター3~4kmってとこだと思います・・・・・・

 

Billは、とても80歳とは思えないほどパワフル
片道3時間なんて余裕で運転しちゃいます!

 

 

 

 

 

会場付近にやってきた

例の看板が・・・・・・・

 

 

 

 

駐車場には、トレーラーが並ぶ・・・・・・
燃費の悪いピックアップで重いもの載せたトレーラー引いたら、さらに燃費が悪くなる・・・・・・・・・恐ろしや

 

日本の運転会の駐車場は軽トラがズラーっと並びますが、 アメリカはトレーラーが基本みたいです

変なユニック付けた軽トラで行ったら、それだけで注目を浴びてしまう

 

 

 

 

いよいよ会場へ!!!!

 

発動機はどこだどこだ??
爆発音が全然聞こえてこないじゃないか・・・・・・・・・

デカいこと言っといて、実は50台くらいしか集まってなかったりして・・・・・

 

入場料は700円くらい

おいおい、お金とって参加台数50台とかはやめてよ~
期待してたのに・・・・・・・

 

 

 

 

 

怪しげな藁を積んだトラックが走り回っている

 

 

 

 

 

 

おっ!!なんか見えてきた!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おぉ~

レトロなJhonDeereが並んでいます
当たり前のように並んでますが、日本では全然当たり前じゃないです

 

 

続々とやってくる

ダイちゃんも興奮して写真撮りまくり!

 

Billも持ってるファーモールトラクター

 

 

 

 

インターナショナルもデカイ!!

どうやって持ってきたのかな?

 

 

 

 

 

 

あの~、日本でも乗れるような小さいトラクターも見たいんですけど・・・・・・・

 

 

 

 

あった!

FARMALL CUBです

喉から手が出るくらい欲しい一台
これなら我が家の周辺も乗りまわせそう!

粛々と回るガソリンエンジン、1950年代のものです

 

 

 

これもBillが持ってたような・・・・

Oil Pull
1912年式です・・・・・・・101年前・・・・・

 

 

 

 

カピバラみたいなトラクターも並んでいます
COOP  生協?

 

 

 

 

これも見たことがない、なんだかよく分からないトラクター
前に載ってる箱はラジエターでしょう

 

日の本トラクター歯が立たず・・・・・・・・

 

自分の背丈より大きいタイヤのトラクターを前に、日本人2人、ただただ立ち尽くすばかりでした

 

 

 

で、、、、、発動機はどこにあるの????????????

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あった!

 

 

続く

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Minnesota発動機合宿! ~47th Annual Butterfield Threshermen’s Steam and Gas Engine Show~ への5件のフィードバック

  1. 神龍 のコメント:

    『脱穀する男たち』  いいネーミングだよね。

    俺も、今月末ころは「脱穀する男」になります(`・ω・´)

  2. 会津の爺 のコメント:

    1992~3年にかけて長男がコロラド州へ農業実習行ってた時に ユマ という町での運転会 オークション  蒸気トラクターで脱穀機実演写ってます もちろん 発動機も   
     大陸は4月から11月まで雨が降らないからいつも運転会日和  カラッとしているから  機械も腐食しない     1995年 二男がアイダホへ実習行ってるときにいって行ってきたけど運転会にはぶつからず       続くが  楽しみ      

  3. ぐんま のコメント:

    次を楽しみにしています。

  4. タナボタクボタ のコメント:

    車輪につかまるテーラー少年
    これから回し車に飛び乗るハムスターのよう(* ̄∇ ̄*)

  5. 相模のカルイちゃん のコメント:

    サビサビドロドロの機械なんて、持ち込まないのかな?motoさんや浜松のT川さんなら日本代表で参加できそうだね。

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