ミネアポリス空港に降り立った小僧2人
空港まで、今回お世話になるマーニーさんが迎えに来てくれました。
フォードの乗用車に乗り込み、早速、家に連れて行ってもらいます。
何もかもが初めての私、右側通行ってだけで大はしゃぎ
前方にバイク集団発見!
ヘルメットを被っていない!!!!!!!!
ハイウェイをヘルメットなしで走るなんて、なんて危険な・・・・・・
暴走族かと思いきや
「バイク乗りはね、自由主義者が多いからヘルメットなんか被らないの」とマーニーさん
とにかく、気持ちよく走れることが重要らしい・・・・・・・・
空港から自宅までは約1時間
中学校の地理の授業で教わった「ミシシッピ川」を渡ります。
教科書で見たことある川が真横に!!感動です
あっ、クボタ発見!!
どこかで見たことあるオレンジカラーです。
信号もちょっと変わってるような
あたり一面モロコシ畑が広がる広大な農場の中に、家が現れました
いよいよマーニーさんの実家に到着です
CannonFallsという田舎町です
おお~、ここがコレクションが収まる納屋ですか~
我が家のような不用品回収業、ゴミ屋敷を思わせるようなグチャグチャな感じではありませんね
キレイなお庭!キレイなお家!
これで本当にサビたトラクターや発動機があるのか?
マーニーさん「納屋の中を見ていいですよ!」
まだお父さんに挨拶してませんけど、先に納屋の中へ足を踏み入れてみる・・・・・・
Wow!!!! Wonderful!!!!
何だい、こりゃ
そこへマーニーさんのお父さん
発動機・トラクター愛好者のBill(ビル)さん登場!
奥さんのMerry(メリー)さんと、マーニーさんの息子ベン君も一緒に
Nice to meet you!
カタコトの英語で挨拶を済ませると、早速コレクションの説明に入るのであります・・・・・・
まずこちらは20世紀初頭の古いトラクターを集めた部屋
手前のと奥の鉄車輪トラクターは100年くらい前の物らしい
納屋の裏にはプラウが埋まってて・・・・・
とにかくコレクションルームが多すぎて全貌を把握するには時間がかかるのです
フルレストアされたCASEトラクター
いつでも乗り出せる状態
4輪だけど3輪車みたいなジョンディアもご覧の通りピカピカ!
やはり、庭にはこういう物が置いてあった・・・・・・・・
直列4気筒、サイドバルブのエンジン、トラクターのものです
再生するのか、部品取りなのか、オブジェなのか、捨てるのかよく分かりません・・・・・
真っ赤な発動機発見!!!!!!
メーカー、型式不明
再生するのか、ただ置いとくだけなのかは知りませんが、こうやって庭先に汚い発動機が転がってるとなぜか安心します
大昔のコンバインです
Billさんが一生懸命説明してくれるが、なかなか聞き取れない・・・(英語が)
日本で言ったら、東北の稲作農家が使うコンバイン?くらいの大きさでしょうか・・・・・
「ここからこう入って、ここを通って、ここでこうなって、ここから出る!」と説明してくれますが、
仕組みがいまいちよく分からない。見たことがないからイメージが湧かない!
こんなトラクターもいますけど
フロントローダーが付いてますが、それにしても、無骨な造りだ
鉄骨でトラクターが囲まれてるじゃないですか
手作りだと思って関心していたら
「市販品だよ」
市販のフロントローダーだそうです。
油圧とワイヤーのからくりで上下するようになっています
無骨な筋交いは補強のため
すごい物が売ってるんですね
トラクターはほとんどガソリンエンジン
現役で仕事に使うトラクターだってガソリンです
トラクター見学はこの辺にして、ちょっと散歩に行きましょう
と裏山にハイキング
突然山小屋が!
「ここはワインを飲みに来る場所です」
素敵な山小屋でワインですか、いいですね~
「昔この山でスキー場もやってたのよ、リフトはお父さんが作ったの」
もしや・・・・・・・・・・・
スキー場のリフトは、やはり「トラクターのミッション+発動機」の組み合わせだったようです・・・・・
子供たちがスキーやっている傍ら、お父ちゃんは小屋の中で発動機回してリフトを動かしていたようです
スキー場をやるから発動機を回すのか、発動機を回したいからスキー場をやるのか
こんなツリーハウスまであります
「ここに座ってぼーっとするの」
いいですね~
そんなわけで、ミネソタに到着した直後から強烈なコレクションの「ほんの一部」を見せてもらって
大興奮でした。
夜はBillファミリーと一緒にお食事をして、宿泊は近所のモーテルへ
狭い飛行機の疲れと時差ボケ?でクタクタでした。
明日はまたBillさんの家に行って、さらに奥深くのコレクションを見せてもらいます!!
1日目終わり
続く
インター ファーマルトラクター いきなり出たねー 日本にはガソリン車のトラクター無いけど、本当に静かなんだよねー 続き楽しみだよー
>会津の爺さん
日本では見ないインターのガソリントラクター、わんさかありました!
静かですが、ガソリン代が高い日本では燃料費ちょっと大変ですね~
ところで、テーラー少年くんは梨大生ですか。
>信州の百姓さん
はじめまして、僕は梨大生ではありませんよ。
都留文科大学という大学に通っています!
機械とは全く関係ない勉強をしています・・・
いきなり凄いコレクションの数々だね。博物館レベルだ。テーラー君的には、屋内のピカピカ物より、屋外に放置されている物の方に興奮したんじゃないのかな?
>相模のカルイちゃん
着いて早々、博物館級のコレクションに圧倒されました!
アメリカでは古い機械ピカピカにレストアするんですね~
やはり、サビの塊には興奮しますが・・・
みてるよ!
続編( ゚д゚)ノ ヨロ
>神龍さん
いつもありがとうございます!
まだまだ続きます、お楽しみに!
カラフルな機械たち( ^∀^)
>タナボタクボタさん
本当にカラフルですよね!
日本では、古い農機具はレストアしても色はあえて塗らないことが多いので、カラフルに色が塗られていると何か新鮮で面白いです
僕も一台くらいはピカピカ仕上げ、やってみたくなりました~
スンゲェ(;゚Д゚)
日本の農業の機械化が欧米と比べて如何に遅れていたかがよくわかる・・・
うちの村に初めて耕運機が来たのが昭和29年らしいから向こうとは比較にならんわ。
まぁ、農地の規模が違うっていう背景もあるんだろうが。
>古鉄さん
僕もアメリカに行ってみて、日本の農村の機械化がいかに遅れていたかがよーくわかりました
向こうでは戦前の耕運機、トラクターがまだゴロゴロしています。戦前型だからってそんなに珍しいものではないみたいです・・・
日本で牛に犂つけて一生懸命耕していた時代、彼の地では乗用トラクターくわえタバコで作業していたんですもんね
敵いません・・・
楽しみに見て居るよ、さすがアメリカだね、日本では農耕油(ハイブルー)で動いた
テーラー君のコレクションの日の本MBトラクターしか知らないね。
>諏訪南さん
ガソリントラクターの多さには驚きました!
本当、日本でガソリントラクターといったらサトーや日の本の小さいハイオクタン灯油トラクターぐらいのものですもんね。
日の本のMBトラクターはアメリカ人も結構喜びそうです。農耕油なんて燃料、アメリカにはないでしょうね~