テーラーではありませんが、現在、古~い機械の再生に取り組んでいます!
こんな機械なんですが・・・・
何するモンだか分かりますか?(ちなみに僕は最初見た時サッパリ分かりませんでした(笑))
これは「縄ない機」といって、藁を撚り合わせて縄を作る機械です
脱穀した後の稲藁をキレイにそろえて、よく叩いてやわらかくした後、藁を2箇所の入り口から交互に機械へ入れていくと、2本の藁が捩られて、一本の縄となり、ドラムにどんどん巻きついていきます(おばあちゃん情報・・・僕、平成生まれなんで、こんな機械触れたことないっす・・・そもそも「縄」っていつ使うんでしょうか?・・・・)
動力は自分の「脚力」!
足踏みミシンのようにペダルをパタパタさせてドラムを回します
この機械は、僕の父親の友人の実家の倉庫に眠っていました
父親の友人が「ウチに古いテーラーがあるよ!」というので、さっそくチェックしに行って見ると、確かに古いロビンのテーラーはありますが・・・
その横に謎の機械が・・・
それがコイツでした
最初、何する機械か全く分からなかったので、「古いな~」くらいにしか思ってなかったんですよ。
でも、よくよく見てみると、どこかで見たことあるような・・・・
家に帰って早速ネットで調べてみると、「縄ない機」であることが判明!!
そういえば、おばあちゃんがよく縄ない機の話していたわ~
初めて実物の縄ない機に出合った瞬間でした。
こうなったらもうじっとしてはいられない!
持ち主に頼み込んで、テーラーともども譲って頂きました!
軽トラに積んで自宅に持ち帰ってきたら、早速油をくれて少し動かしてみる。
そんな時、事件が起きた。
調節ネジをセッティングしようとしたところ、高速回転する毛羽取り用の刃に、指先を触れてしまったのです・・・
右手人差し指の第一関節の半分から上が、一瞬にして消えました・・・!!!
血まみれになりながら病院に駆け込むも、幸いにして骨には達していなかったので、指は再生しました・・・・(ふーっ)
機械をいじる時に、安全管理に気を使うようになったは、この事件がきっかけでした。
この事件以来、この縄ない機には全く触れていませんでしたが、雨ざらしゆえ、あまりに錆がひどくなってきたので、今回、再生することにしました!
さーて、頑張って再生して、庭で縄ないするぞ~!
記念すべき第二回目の投稿、おめでとうございます。