Minnesota発動機合宿! ~2日目~

前日は、時差ボケと博物館級トラクターを見た過度の興奮で夜はもうヘトヘトでしたので、早く寝てぐっすり

2日目、ミネソタの朝です
午前7時、何やら物音で目を覚ますと、既にだいちゃんが身支度を始めていました

 

マーニーさんがホテルまで迎えに来てくれる予定ですが、まだ時間があったのでちょっくら街に出てみることに

 

 

 

 

すがすがしい朝! 気温は20度くらい?湿度も低く、本当にすがすがしい朝だ!

 

ホテルの場所もよかった!
国道を挟んで、お向かいにはなんと農機具屋さんが!
歩いて見学に行ってみる

 

 

 

 

道行く車は基本100キロ・・・・・・どうやって国道を渡ればいいかわからない・・・・・・

横断歩道らしきものを発見してヒヤヒヤしながら、道を渡る・・・・・・・・

農機具屋さんにやってきた!

JHONDEEREの代理店ですね
まだ店は開いてないけど、勝手にのぞいてみました

置き場です

 

 

コンバインの先端の刈り取り部(名称不明)?でしょうか?
すごい大きさです

我が家の田んぼをこんなデカイので稲刈りしたらどうなるでしょうか、

きっと3分で稲刈りが終わります、

消毒をする機械    

かわいい芝刈り機が並んでいます

奥のバギーみたいな乗り物は「GATOR」という乗り物です、日本ではまず見ないです・・・・・・が!
家の近所では走ってるんですね~コレが♪
仕事からレジャーまでフル活躍させてる人がいるんです

 

 

 

 

 

Jhondeere屋さんをあとに、ホテルに戻ろうとしたら

 

またこの乗り物が並んでいるお店発見

アメリカではかなり人気があるようですね

 

 

 

 

 

 

ホテルに戻るとマーニーさんが迎えに来てくれました

今日はBillの家でミニミニ運転会です!  

 

家に着くと同時に、何やら変わった車が現れました

Billの発動機仲間、Dan(ダン)の登場です!!
体が大きくて、陽気で、サスペンダーをして、いかにもアメリカンなおじさんです!

 

今日はBillとDanのコンビが色んな機械を動かしてくれるそうです

 

 

 

Danの愛車

どこの車かと思ったら

「俺とビルで作ったんだ!!!!いいだろ????」

なんと、自作の車!!!!!!

 

さまざまな車の部品を利用して作ったハンドメイドカー
エンジンはスバルの水平対抗です

Dan「スバルのエンジンは最高さ!!」

 

こんなの作ってしまうとは・・・・・・

ミネソタでは車検がないので、こういった車も簡単に登録できるらしい

 

 

 

 

 

 

 

家の中では、Merryおばあちゃんが朝食兼昼食の仕度をしてくれていました!
壁に入ったオーブンでベーコンを焼いてくれます

 

 

ベーコンが焼けるまで、マーニーさんにお家の中を案内してもらう

Billの書斎です
本を置きたいのか、トラクターを置きたいのかよくわからない書斎です・・・・・

インターナショナルの発動機模型もありますね

 

玄関には、発動機のミニチュアモデルが・・・・・・
重量感たっぷり、よくできています

早速遊ぶ

 

 

 

 

リビングにも、脱穀風景の絵が飾ってあったりして

 

 

 

 

 

朝食兼昼食!!

 

 

 ゆっくり食事をしていると、庭からけたたましい音が聞こえてきた

ゆっくりしてる場合じゃねぇ!と外に飛び出す 

 

 

 

 

 

 

 

 

ミニミニ運転会が始まった!

 おおおおおおおおおおお!テーラー!!!!!!!

まず登場したのは、変なテーラー

Danが一生懸命キャブの調整をしています

 

 

 1930年頃製造の「TORO(トロー)」です!

色が塗ってあってキレイですが、1930年って・・・・・・・・・古すぎです・・・・・・・

家のテーラーとは比べ物になりません

 

 

 

テーラー少年、アメリカのテーラーで遊ぶ

サイドクラッチがない!!!どうやって曲がればいいんだ!!!
と思ったら、左右のハンドルがそれぞれ上下に動くではないか

右に曲がる時は、右のハンドルを下げて左のハンドルを上げる
 

 プラウで畑を耕します
トレーラーなんか引っ張りません

単純な構造ですね

 

ミッションはありません

一本棒にクラッチが付いてるだけ

単純な構造ですが、理解するのに時間がかかります、見たことないから

1930年とは思えないほど勢いよく回るエンジン

 

このテーラーはポンコツオークションで5000円くらいで買ってきたそうです!戦前型とはいえ激安なんですね

Dan「売るよ!!」

すごく欲しいけど、持って帰れないのでやめておきます・・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 僕がテーラー好きと知って、もう一台変なテーラーを見せてくれた

 

 

 

 

 おおおおおおおおおおおお!これまた日本では見たことないテーラー!!!

 

1930~40年代の
「Minneapolis Moline(ミネアポリス モリーン)」というメーカーのものだそうです

 ミネアポリスということは、地元の工場が作ったものですね!

ミネソタの愛好家には絶対なくてはならない1台なんじゃないでしょうか?

それにしても、古い・・・・・・・・・・・・・・・・・

「エンジンかかるか分からんよ!」といいつつも、まずはガソリンを入れて・・・・・・

ガソリンはポリ容器に入っています

 

 

 

このテーラー、燃料タンクが錆びて穴開いてるではありませんか!

ガソリンだだ漏れ・・・・・・・

「Dan!ガソリンが漏れまくり!」と言うと

Dan「OK!OK!」  全く気にしない・・・・・・

ガソリンが漏れるのは全く気にならないようです

 

 

 

 

 

 

  「おっと、コレがなくっちゃ始まらねぇ」と電動ドリルを出してきた

何すんの?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 見よ!!!!!!!この豪快なエンジン始動を!!!!

マグネットにインパルス入ってるから、手でクランクするのかと思ってました

そんなことはしないらしい・・・・・・・

 

 

右手でチョーク弁をパタパタしながら、ドリルで豪快にクランキング

 

 

するとエンジンが目覚めた!!!

 

 

 早速、ダイちゃんが試乗!

乗用代かき機に見えますが、後ろの座席はDanが作ったもの
2気筒エンジンで力もあります

タイヤにグルグル巻かれた針金は・・・・・・・
「チューブが飛び出てきちゃってね!!」

びっくりな補修方法に脱帽です

 

 もちろん僕も乗る

サイドクラッチはないが、デフが入っているのでカーブもスムーズ

タイヤがやけに大きいですね

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ところで、Billがいないんだが??

当の本人はどこ行った?

 

 

 

 

 

 いた!

 

ゴルフカートを乗り回してました

 

 

すると
「いいもの見せてやるからおいで」とガレージに案内されました

 何だこりゃ

 

 

 「スパークを見てごらん」

 

得意げに自慢するBill

バッテリーから木箱に電流を流すとあら不思議
ピリピリと火花がスパークします

 

僕は知らなかったんですが、「バズコイル」と言うようです

そういえば、どこかの運転会でバッテリー点火の発動機みたことあるような・・・・・・・

 

 これは補助コイル

 

 このバズコイルは新品だそうです!

こんな木箱の点火装置がまだ新品で手に入るのか! 

 

 「これはT型フォードのコイルだよ」
当時物です

作業台にごろごろ転がってました・・・・・・・・・・・・・

古い木箱はそのままに、中身だけ新品に・・・・・といったレストアをするのでしょう、マニアですから

 

 

 ポイントです

下の薄い板がものすごい勢いで開閉します

 

 

 

コイルの話はディープすぎてなかなかついていけませんが、貴重なもの見せてもらいました

 

さて、午後からはどんな機械を動かすのか?  

午後一発目はヒット&ミスの発動機を回すそうです

 

続く

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Minnesota発動機合宿! ~2日目~ への14件のフィードバック

  1. ぐんま のコメント:

    スケールの大きさに驚かされます。次が楽しみです。

    • テーラー のコメント:

      >ぐんまさん
      3日目の発動機運転会ではもっとスゴイのが登場しますよ~、ご期待下さい!

  2. 古鉄 のコメント:

    ロータリー式はやっぱり少ないですかね?
    外国のやつはプラウばっかり引張てるイメージがあったりします。

    それにしても1930年代が5000円・・・(;゚Д゚)
    自分なら目の色変えて飛びついてますわ。

    • テーラー のコメント:

      >古鉄さん
      ロータリー式はほとんど、いや、全く見ませんでした。
      面積が広いのでロータリーでのんびり耕すようなことはしないのでしょう。
      耕す=プラウではないでしょうか?

      5000円の戦前耕運機・・・・・
      いっそのこと、バラしてスーツケースに入れて持ち帰りたいくらいでした
      僕も喉から手が出るほど欲しいです!

  3. タナボタクボタ のコメント:

    赤、緑、黄、鮮やかな機械ばかり( ^∀^)

    • テーラー のコメント:

      >タナボタクボタさん
      こうやって機械がキレイに塗ってあるから、美しいガレージに見えるんでしょうね~
      未再生のサビサビトラクターがこんなたくさん並んでたらなんだか怖いですね(笑)

  4. 相模のカルイちゃん のコメント:

    農機具屋の置場..凄いね。これって農機じゃなくて重機だね。日本のトラクターくらいの大きさだと向こうじゃ芝刈り機なんだね。
    Daiちゃんの愛車を巨大化したような乗り物(テーラー+トレーラー)、運転しているDaiちゃんが嬉しそう。

    • テーラー のコメント:

      >相模のカルイちゃん
      あんな巨大な農機具、タダでくれても困りますよね~
      ポーカーフェイスのだいちゃんも、テーラーに乗っているときは顔がニヤけていました

  5. 赤いタンク のコメント:

    いい経験をされましたね (羨ましい)1930年?私より14年も年上だ~~。
     今度いっぱい話を聞かせてください。 この続きも!!!

    • テーラー のコメント:

      >赤いタンクさん
      赤いタンクさんの年齢を知ってしまいました!
      僕が勝手に予想していた年齢より上でしたね
      ブログには載せきれない写真もたくさんあるので、また見てくださいね~

  6. 神龍 のコメント:

    Billがいいました。

    お腹いっぱいか?  まだ喰えよ! 

    さあどうだ!!チビ助 ハッハッハァ~w

    Danも言いました。

    こっちにも旨いもんあるぞ! どうだwww

    2日目なのに、満腹になりそう(^_^;)

    • テーラー のコメント:

      >神龍さん

      ううううぅぅぅぅ・・・苦しい・・・もうダメです・・デジカメのSDカードが2日目で既に一杯です・・・
      ダイちゃん
      この発動機欲しいなあ!!

      ヤングにはまだ刺激が強すぎました
      僕たちにはまだこの国は消化しきれません

  7. 諏訪南 のコメント:

    アメリカの規模でもテーラーを使用したとは驚き、日本では牛や馬で引かして使用していました、後にテーラーに付けてしました 
    ちなみにカルチベーターと呼んでいました、麦畑の畝間の除草に使用し爪の間隔と深さの調整がでるよ。

    • テーラー のコメント:

      >諏訪南さん
      アメリカでも、デカイトラクターが入れないような畑の除草作業はテーラーでやっていたようです。
      カルチベーター、実際使ってるところを見たことがないので、一度見てみたいですね。

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