4月6、7日は埼玉県東松山市で開催された発動機運転会に行ってきました。
運転会は日曜日だけですが、2日間楽しんできたので、全貌をご紹介します!
スタートは4月6日の朝
高知県の発動機愛好家・M下先生から電話
「今、甲府にいるよー」
先生、金曜の朝に高知県を出発し、甲府で1泊した模様。
しかも、まだ埼玉に向かうには時間があるので、山梨を散策するとのこと。 そんならと、早速先生の泊まるホテルに向かいました。
先生のトラック発見!
すると出てきた先生が現れました
何やら両手いっぱいに発動機のコンロッドやらマフラーやらを持っています。
先生「甲府の鋳物工場に行くよ」
???????
よくわかりませんが、鋳物工場に行くというので、僕の軽トラでご案内することに。
工場に到着すると
先生「これ、作って欲しいんだけども」
おお!甲府の鋳物工場に発動機の部品製作をお願いしに来たのですね!
話がうまくまとまったので、工場を後にして山梨散策へ
すると先生「ハンコの町に行きたいんだけど」
そこで、はんこのふるさと六郷に向かい、はんこのお店や資料館を見てきました。
帰りは、先生を我が家に招待。いろいろとガラクタを見てもらって、山梨散策終了です。
昼過ぎには、同じく運転会に参加する四国のメンバーが山梨を通過するとのことで、合流することに
境川PAで待っていると
はるばる岡山県から、発動機たくさん積んだトラックが到着です。
さて出発と思いきや・・・・・・
先生のトラック「ミラーがブラブラするきん」とのことで
あっちからもこっちからも工具が出てきて、修理をはじめました
さすが発動機趣味人
午後2時、甲府出発
「チーム四国」の後を追いかけて、雨の高速を東松山まで向かいます。
午後4時半、会場到着です。
雨の降る中、焼玉が回っていました。
マイクロバスに乗り換えて、宿泊先へ。今夜は懇親会。
40人も参加の大宴会です。
カラオケも盛り上がってました。
宴会後も、濃~いおじさん達と濃~い話をして、おじさん達が寝た後は若者3人で夜遅くまで話をして、本日終了~
4月7日
朝、マイクロバスで会場に向かうと、発動機を積んだトラックが続々とやってきてひしめき合ってます。
山梨からは、2人の参加! のぼりをオッ立って準備万端!
盛大な開会式が始まりますよ~
すると、何かの手違いか何かでしょうか・・・・・・
前で何かじゃべれと背中を押され、あろうことか、大先生が並ぶ席に連れていかれ・・・・・・・・・・・・・
どうにかその場をやりすごし・・・・・・・・・(滝汗)
始動式です。
ビックリな始動式でした!
なんと中学2年生! かの有名な発動機少年がやってきました!
自慢の発動機を慣れた手つきで、一発始動
世の中には、こういう、変な(失礼!)少年がいるもんですね、とても嬉しいです。
と思ったらこっちでも高校生が発動機回していた!
徳島の発動機少年 彼の愛機はヨシダ、もちろん快調
知識もすごくて、分からんことは彼に教えてもらえます。
ちゃんと学校行ってるんでしょうか?
若者といえば、香川県
21歳にして、世の発動機おじさんたちが目ん玉飛び出すような
発動機をトラックに積んで全国を飛び回る彼
今回は焼玉を回して地響きとどろかせてました。
レバーやダイアルがいくつもあって、エンジンの様子見ながら、あちこち忙しく動かしています。何が何のレバーなのかさっぱり分かりません・・・・・・・・
今回の運転会、参加台数は200台越えだそうです!
鉢巻+はっぴ+前掛け+地下足袋 イカしてるぅ
帽子に缶バッジをいっぱい付けた長野の会長さんは、船のエンジン。 こんなの隠し持っていたようです。
ヤンマーヂーゼルをベルトで始動してます。
さて、ちょっと疲れたら、低速村にのんびりしに行ってみましょう
村長~!!!!
「今日は4台も持ってきたら面倒見るの忙しいわ~、おかあちゃんだって4人もいたら面倒見きれなくて大変やろ?ハハハ~」
最近、2ストエンジンが気になっているので、会場で探してみたら、ありました!
ソレックスのエンジンです。
芝刈り機?のエンジンです
この手の変な2ストエンジンは、見た目かわいいのに、すごく大きな音がするから好きです。「小さいのに頑張るな~!」応援したくなります。
僕も小柄ですが、こんな2ストエンジンのようにたくましく生きていきたいです(笑)
今回感動した発動機はコレ
先生のカルイ10馬力です。
山奥に放置されていたのを譲り受けて、道を開拓しながら1週間がかりで下したそうです。 マニアの手を渡り歩いた発動機ではありません。
ルーツのはっきりした発動機、最高です。
「山奥に発動機がある」と聞いて、木をかき分けながら山を登って、真っ赤になったこんな大きな発動機がデーン!と目の前に現れた瞬間の気持ち、わかりますか?
金では買えない価値があります。
僕は、こういう出会いがたまらなく好きです。 オークションで、興奮しながらポチっと落札するのも楽しいですが、できれば、埋もれた発動機を発掘したいです。
それがたとえどんな機械であろうと、「○○に古い機械があるらしい」と聞いて、必死になって探して、ようやく発見した時の喜びが最高ですね。
先生のカルイも「情報を聞きつけて探しに行く」~「復活して運転会デビュー」するまでの過程を想像しているだけで1日過ごせます。
今回もまた、いろいろイイ物見せてもらって、新たな人と知り合いになれて、勉強になりました。
若者との交流が嬉しかったですね。
スタッフの皆様、楽しい2日間ありがとうございました。来年もまた来ますよ~!
※先日の記事で、三重県の発動機運転会を7月15日としてしまいましたが、「7月14日」の間違いでした。
ご迷惑おかけしました、すみませんでした。