部品を作っちゃいました。
日本中のヤンマートラクター「KEシリーズ」にお乗りの方、こんばんは、川崎屋です。
この甲府盆地、そしてこの山城地区では、稲刈りが始まりました。
お陰様で、毎日忙しく過ごさせて頂いています。
本日自分は・・・、と言うより、僕の軽トラックは、約120km走りました。
日々平均80~90km、過去最高で一日150km、もちろん下道です。高速道路ではありません。
現在の走行距離、195,869kmです。200,000kmは走ってみせます。
ということで、本日の投稿はこれです。
ヤンマートラクター KE-4A 僕が大好きなトラクターです。
以前も投稿したことがあります。このトラクターは、変な故障が無い。
消耗品の故障はありますが、手を焼く変な故障がありません。
中古で販売するのにも、安心できます。
ところが、一つだけ内緒にしていた事があります。すみません。
今まで上手く修理ができていたので、それほど気にはしていなかったんですが、今回は少々悩みました。
このトラクターに乗られていて、経験がある方がいると思います。
高速走行すると、タイヤが左右左右にブレる事です。
特に下り坂では、とても走っていられません。ハンドルを持っていられない程ブレます。
そこで自分は考えました。これです。
前輪に、ショックアブソーバーを付ける事です。
付ける前に写真を取れば、より分かり易かったんですが、いまいち分かりずらくてすみません。
修理完了後にブログへアップすることを、思いつきました。
この故障の原因はこれです。
部品番号28番の中へ、28A「ブッシュ」が入っています。
ミッションから出ている軸へそれが入り、ハンドルを回せばそれが動きます。
このブッシュと軸が摩耗し、ガタが発生し、そのせいでタイヤがブレます。
ブッシュだけ摩耗してくれれば、その交換で修理完了です。ですが、軸が減った場合は困ります。
その隙間へ薄い鉄板を入れ込む事も可能ですが、今回はなぜか直りませんでした。
なので僕が考えたのが、「ショックアブソーバー」の取付でした。
他の機械の部品を取り寄せ、この機械に合うように加工します。
初めての事でしたので、費やした時間は3時間、お陰様でいろいろと勉強になりました。
オイルパンとフロントアクスルの間に隙間があります。
伸び縮みしても、上下に動いても、他の部分に当たらぬよう、その角度に頭を捻りました。
最近の機械の修理は、本当に修理と言えるのか???と思います。
何でも部品を交換すれば直ります。
ですが、それでは修理屋ではありません。交換屋です。
また、部品の供給が無くなれば、その機械をアウトにしてしまう。それで本当に農機具屋なのか?
某農機具店の社長の名言です。
「本当の修理屋は、供給の無い部品でも、自分で作って直す奴だ!!」
本日はこんな所にしておきます。
思うように修理が進んだ時は、とても気持ちがいいです。
以上、川崎屋でした。ご覧頂きありがとうございました。