こんなSSを作ってみました。
日本中のジョンディアーファンの皆様、こんばんは。
こちら山梨県甲府市は、先日の大雪からなんとか通常の生活に戻ったかな?という状態です。
しかし、過去4月頭に雪が降ったこともあり、ま~4月半ばまでは安心できませんね。
僕の仲間の話ですが、通常であれば30分の通勤距離が、その日は6時間かかったそうです。
山梨県内、大渋滞が起きました。
では始めます。
果樹農家様は、硫黄合剤を散布している最中です。
この時期の動噴の修理や、消毒用ホースの交換などは、少々いい匂いが漂います。
という事で、今回、こんなSSを作ってみました。
高圧ポンプ(通称皮剥ぎ機(山梨仕様))を、フロントへ抱かせ、SSごと畑へ行き、そのまま仕事ができる仕様。
SSで除草剤を散布しながら、走り回れる仕様。
まさに、1台3役です。
当然ですが、取り外しできる構造となっております。
この高圧ポンプは、給水ホースと余水ホースがあります。
せっかく抱かせるように作ったので、2本のホースもSSの配管から取り入れ出来る様にもしました。
取り入れ口は、当然ストレーナーの後ろからです。そうしなければ、異物を吸わせてしまいます。
ストレーナーの後ろへ、3方ボールコックを噛ませ、レバーで水の行く方向を決めます。
通常はSS搭載の動噴へ行き、皮剥ぎ機の方へは流れません。
レバーを手前へ引くことで、動噴へは流れず、高圧ポンプの方だけに流れます。
よって、自然降下で動噴へ行き、他のホースまでも流れて行くことはありません。
これは、凍結防止のためです。
動噴やホース類へ水が流れてしまえば、水抜き作業が必要になります。
それを忘れたり、不完全な状態で一晩明かしてしまうと・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
今度は除草剤散布装置です。
2m~3mの幅で散布することができます。つまり、その幅を調節できるように作ってあります。
ラウンドアップノズルを2つ取り付け、その下には自在ジョイントを噛ますことで、散布幅調節ができます。
SSで除草剤をまいた後は、しっかりと洗ってください。
で、水を入れて洗う前に、この作業をすると、その濃度を低くすることができます。これです。
エアーコンプレッサーで空気を押し込むことで、SS配管の薬を除去できます。
そのためのワンタッチジョイントです。
差し込み
エアーホースをつなぎ、空気を押し込む。
除草剤散布後の洗浄時も活躍しますし、冬の水抜き作業にも役立ちますし、
例え夏でも、水抜きすることで、配管内を清潔に保てます。
それによりホースの劣化、後部噴口への薬剤カス詰まり等々、2重3重の効果があります。
不凍液を入れることは、自分はあまり好きではありません。
だったら、ラジエター液交換した方がいいですよね。
最後にもう一つ、機械後部噴口両サイドの一番下、こうすると、より水抜きが簡単です。
ちょっと急所が小さくて見づらいですが、すみません。
下かた1個、または2個を、目倉にする方がたくさんいます。
よくやる方法は、穴の開いていない噴板を入れる、ゴム板を丸く切って入れる、爪楊枝を差し込んで折る、
しかしそれでは、その部分にだけ液が溜まってしまい、どうやっても抜けません。
よって自分は、ボールコックを付けます。これなら水抜きは簡単です。
また、保管時は開けておけば、空気が通り、配管内を清潔に保てます。
これも2重3重の効果です。
という事で、皮剥ぎ機 & 除草剤散布 1台3役のお話でした。
最後まで見て下さり、ありがとうございました。
P.S.
来週、カリフォルニアから荷物が入ります。
ジョンディアーのゲーターです。(John Deere Gator)
ご期待ください。
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