貸出用のトラクターのお話
日本中のジョンディアーファンの皆様、こんばんは。
ブログのアップは、いつも夜です。落ち着いて書けます。
今日も、ちょっとした故障の紹介です。
ちょっとした事なんですが、大修理となります。よく聞いてください。
トラクターのお話です。
クラッチが滑りました。だからクラッチを交換します。クラッチ板・プレート・レリーズ、3点セットです。
よって割ってみたところ、案の定、焼けた感じに変色していました。
レリーズを交換しようと思い、ミッション側をのぞいてみたところ、こんな事になっていました。
いまいち分かりづらい写真ですみません。
ミッション側の写真です。奥に動力軸が出ており、当然その部分にはオイルシールがあります。
下に、オイルが溜まっているのが分かるでしょうか?
分かりますか?
貸出用のトラクターです。いろんな人が、いろんな乗り方をします。
時には、使い方も分からない方が乗ります。
このオイルシールがいかれる理由は、一瞬の巨大な力がかかったからでしょう。
それは1回や2回では、こうなりません。その負荷が、積み重なって起きた摩耗です。
耕耘する際、ロータリーを降ろしてから、クラッチを繋げ進みだすのは、その瞬間すごい力が掛かります。
クラッチを繋ぎ、ロータリーが回りだし、タイヤも動き出してから、ロータリーを降ろしましょう。
車の教習所へ通っている祭、教官にクラッチの説明を受けました。
手のひらを摺合せ、こうなってるだ!!と、教わりました。でもよく分かりません。
家に帰って父親に聞きました。そうしたところ、実物を見せてくれました。
「そうゆ~こんか~!!!」と、理解できました。
機械を上手に使う または 使い方が分からない または 使い方が上手でない
これらの差は、機械の構造を知ることで、解消できます。
左足をクラッチペダルから離すと、機械が動き出す・・・・・・ ではなく、
左足をクラッチペダルから離しだすと、クラッチ板がフライホイールと擦り合うようになり、それが半クラッチで、
完全に離すと、フライホイールとクラッチ板が完全にくっ付き、動力がミッションに伝わる。
もっと詳しく書きましょうか?いやいや、この辺で辞めておきます。
機械を使うのであれば、機械の構造を少々勉強すると、より上手な使い方ができるようになると思います。
以上、川崎屋でした。
最後まで読んで下さり、ありがとうございました。
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