Made in Japan? or abroad?
山梨県中のJohn Deere ファンの皆様、こんにちは、
毎日いいお天気が続きますね。
天気は最高! 夏最高! 雨が降らないから、ポンプで水をかける。
すると草が伸びる。
この時期は、まさに草との戦いの日々ですね。
そんな中、面白い商品を納品させて頂きました。
こちらです。
Made in USA の芝刈り機、SNAPPER(スナッパー)です。
エンジンも Made in USA の、ブリグスです。
自分は大学の時の4年間、近所のガソリンスタンドでアルバイトさせて頂きました。
いろんな思い出がありますが、その中の一つ、1960年式のポルシェに乗ったお話です。
あるお客様で、車を何台持っているのか分からない方がいました。
ご来店頂くたび、車が違う。それも外国車ばかり。それもレトロな旧車ばかり。
この人はなんだろなーーー???と思いながら、お会いするたび、いろいろ面白いお話を聞きました。
ある日の事、そのポルシェに乗って来られました。
お客様 「川崎くーーーん、洗車して!手洗いで、頼むよー!よろしくーー!」
自分 「はい!!ありがとうございます!!」
給油するところから洗車するところまで、ほんの10mぐらいです。
車はもちろんマニュアル車です。自分は4度エンストしました。
エンストしないようにと思い、必要以上にふかし、バクバクとエンジン音をたて、たった10m動かしました。
その仕事柄、いろいろな車に乗らせて頂きましたが、あんなに楽しく思えた移動はありません。
たったの10mの移動ですが、こんなに面白いと思った車はありませんでした。
もはや車ではありません。機械です。機械に乗っているという気持ちでした。
最近の Made in Japan は、たしかに性能はいいです。たぶんその技術は世界一でしょう。
人間の技術はそれほど要らない。機械も電子制御が増えてきて、コツは要らなくなりつつある。
その分金額は高い。
Made in abroad は、Japanより性能は落ちますが、金額は安い。
この芝刈り機に乗らせてもらい、あの時のポルシェを思い出しました。
まさしく機械的な機械に乗っている感じです。面白くて楽しい。
人間の技術が無ければ、うまく扱えません。機械下手な人には乗れません。
だから面白い。説明書なんか読まなくても、乗れるような人でなければ乗れません。
機械というものは、どのように進歩するべきだろうか?
必要以上の機能は省き、基本機能だけのタイプと、高性能を追い求めるタイプと、
どちらを求めるかは、あなた次第ですね。
以上です。
機械好きとして、嬉しい経験をさせて頂けました。
ありがとうございました。
川崎屋