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Posted by川崎 俊二 on
未分類 / No Comments

貸出用のトラクターのお話

日本中のジョンディアーファンの皆様、こんばんは。

ブログのアップは、いつも夜です。落ち着いて書けます。

今日も、ちょっとした故障の紹介です。
ちょっとした事なんですが、大修理となります。よく聞いてください。

トラクターのお話です。
クラッチが滑りました。だからクラッチを交換します。クラッチ板・プレート・レリーズ、3点セットです。

よって割ってみたところ、案の定、焼けた感じに変色していました。

レリーズを交換しようと思い、ミッション側をのぞいてみたところ、こんな事になっていました。

IMG_1271[1]

いまいち分かりづらい写真ですみません。

ミッション側の写真です。奥に動力軸が出ており、当然その部分にはオイルシールがあります。
下に、オイルが溜まっているのが分かるでしょうか?

IMG_1272[1]

分かりますか?

IMG_1273[1]

貸出用のトラクターです。いろんな人が、いろんな乗り方をします。

時には、使い方も分からない方が乗ります。

このオイルシールがいかれる理由は、一瞬の巨大な力がかかったからでしょう。
それは1回や2回では、こうなりません。その負荷が、積み重なって起きた摩耗です。

耕耘する際、ロータリーを降ろしてから、クラッチを繋げ進みだすのは、その瞬間すごい力が掛かります。
クラッチを繋ぎ、ロータリーが回りだし、タイヤも動き出してから、ロータリーを降ろしましょう。

車の教習所へ通っている祭、教官にクラッチの説明を受けました。
手のひらを摺合せ、こうなってるだ!!と、教わりました。でもよく分かりません。

家に帰って父親に聞きました。そうしたところ、実物を見せてくれました。
「そうゆ~こんか~!!!」と、理解できました。

機械を上手に使う   または  使い方が分からない  または  使い方が上手でない

これらの差は、機械の構造を知ることで、解消できます。

左足をクラッチペダルから離すと、機械が動き出す・・・・・・ ではなく、
左足をクラッチペダルから離しだすと、クラッチ板がフライホイールと擦り合うようになり、それが半クラッチで、
完全に離すと、フライホイールとクラッチ板が完全にくっ付き、動力がミッションに伝わる。

もっと詳しく書きましょうか?いやいや、この辺で辞めておきます。

機械を使うのであれば、機械の構造を少々勉強すると、より上手な使い方ができるようになると思います。

以上、川崎屋でした。

最後まで読んで下さり、ありがとうございました。